フォトエッセイ 残像の記録 13



 今回は、見るだけで何か幸せな気分にさせてくれる「虹」の写真にしました。同じ自然現象であっても不幸の元となる地震・竜巻・豪雨などは撮る気が起こりません。新聞・TVなどにまかせて置くことにしましょう。

 私は鳥の、それも飛んでいる姿を撮るのが好きです。鳥が可愛いのと何回撮っても決して同じ場面は撮影出来ないからです。

 ところで写真では主役はもちろんですが背景もそれに劣らず大切です。苦心して、飛ぶ鳥の動感溢れる瞬間を捉えても背景が良くなくてはつまらない写真になってしまいます。

 この時は幸運にもきれいな虹が現れたのですが虹の方向が少し違っていたのでパソコンでユリカモメの位置を少しずらせて見ました。

 下の写真は静岡県「白糸の滝」の隣にある「音無の滝」で見られた美しい虹です。PLフィルターのお蔭で色がはっきり出ました。

 他に上の写真と同時刻に撮影した、白鳥と虹のコラボ写真と、雷鳴轟く夕刻に当院の窓から撮影した、恐いような空に現れた虹の写真が、ホームページ版に載せてあります。

 google検索で「残像の記録」と入れて、多分トップに表示される「フォトエッセイ」をクリックして表示される画像の最下段をご覧下さい。
                                                             栗原 眞純

                                                 
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