フォトエッセイ 残像の記録 18-2



臥 龍 祭

 10月27日に伏見医師会館で催される臥龍祭は年に1回開かれる医師会員とその家族、従業員のためのお祭りです。

 写真に見られるように伏見医師会館の庭に立派な臥龍の松があることに因んで臥龍祭と名付けられました。

 プロによるマジックショー、風船アートショー、カラオケ大会、ダンス、景品付きビンゴゲーム、バザー、合唱、バイオリン演奏、お茶席など盛りだくさんの催しが計画されています。

 小生は、以前から写真撮影を道楽にしていたので、企画委員長のT先生から、一日中大型モニターで写真を10〜15秒間隔のスライド形式で流すようにと言われました。

 道楽が伏見医師会のお役に立てるならと考えてお受けしたのは良かったのですが、考えてみると1枚の写真を10〜15秒間隔で映すとして、いつ見に来られても異なった写真が観られるようにするには、1000枚以上の写真が必要であることに気付きました。

 しかも折角見て頂いて、「なんだこんなつまらない写真」と言われないようにするには、これまで50年以上にわたって撮り続けてきた数万枚もの写真を全部見直してそこから選ぶしかありません。

 これは大変なことを引き受けてしまったと思いましたが、まてよ、これは一風変わった「個展」をやらせて頂けるようなものでまたとないチャンスだ、絶対に成功させようと言う気持ちがふつふつと湧き上がって参りました。

 こんな訳で今回のフォトエッセイは臥龍祭について書かせていただきました。メイン写真が伏見医師会館の庭にある見事な臥龍の松です。

 下の写真は昨年の臥龍祭で撮影したものです。伏見医師会館はJR奈良線、藤森駅から徒歩5分の所にあります。お時間のある方は是非覗いてみて下さい。ただし、駐車場はすぐに満杯になりますので、お車での来館はお控え下さい。

                                        栗原 眞純
    

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